製造が中止されてから26年もの歳月を経た現在でも、根強いファンに支えられ続けている、いすゞ・Bellett。 独特な雰囲気を醸し出すそのスタイルは、沢山のファンを魅了してきたことでしょう。

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いすゞベレットの誕生
誕生秘話
発売背景と特徴
新たなる挑戦
1600GT遂に登場
シリーズ化
いすゞベレットの変革
いすゞベレットからジェミニへ
いすゞベレット〜エピローグ
CGで蘇る「ベレットGEMINI」


昭和38年10月、第10回東京モーターショーが開催された。
ここでいすゞ自動車は同年6月に発表になったばかりの1500cc 級サルーン・ベレットをベースとして設計された4座スポーツクーペ・ベレット1500GTを試作品として発表しました。 ショーに出品してあったスポーツカー・プロトタイプの中ではデザイン的にもっとも現実性があり、このまま生産化してもおかしく ないほどだった。
モノコック・ボディのフロアユニット、サスペンションはベレットと基本的に共通であり、それどころかルーフを除いた ウエストラインから下のボディシェルまで(むろんドアは異なるが)ベレット・サルーンと同じプレスを使っていた。 サスペンションはいうまでもなく全輪コイルによる独立式である。 フロントはダブルウィッシュボーンタイプ、リヤはコルヴェアに酷似したセミ・トレーリングAアームが固定長のスウィングアクスル を支え、急旋回の際内側のタイヤが浮き気味になるのを防ぐために、横置一枚リーフのコンペセイターが付加されている。 ホイールベースは2350・全長3990・全巾1495全高1300mm、エンジンはベレットの1471にツインSUをつけるなど して80HP/6000prm、11.3mkg/4000rpm(標準は63HP/5000rpm、11.2mkg/1800rpm) の高速トルク型にチューンされている。4速ギヤボックス、ファイナルのギヤ比は不明だが、タイヤは乗用車より径の大きい5.60− 14が用いられている。公表された性能はトップスピード160km/h、登坂能力0.406sinθである。ベースになったベレット が非常に良い操縦性を持つ車だけに、このGTの綜合的な走行性はかなり高いものと評価された。




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